WiMAX機種 W05スペック完全ガイド!契約すべきプロバイダは?

2019年1月にW05の後継機である「W06」が登場しており、2018年1月発売のW05を利用できるプロバイダは現在ほとんどありません。

また、2018年11月に富士通製である「WX05」も登場しておりますので、現在機種を選択するのであれば「W06」か「WX05」ということになります。

WiMAX W06スペックガイド!WX05比較とおすすめプロバイダ紹介!

WiMAXルーター「WX05」スペック完全ガイド! WiMAXがさらに使いやすく

新しい機種と比較したという方のためにも、W05のスペックからメリット・デメリットまで詳しく解説します。

W05の機能・性能・スペック

はじめに、W05の機能、性能、スペックについてまとめてみましょう。

W05のスペック一覧

商品名 Speed Wi-Fi NEXT W05(スピードワイファイネクスト W05)
製造元 HUAWEI(華為技術)
通信方式 WiMAX 2+、au 4G LTE
最大通信速度 下り最大708Mbps/上り最大75Mbps
Wi-Fi規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz対応)
寸法 約W130×H55×D12.6mm
質量 約131g
バッテリー容量 2,750mAh
カラーバリエーション ブラック×ライム/ホワイト×シルバー
最大同時接続数 10台
バッテリー:連続通信時間
(ハイスピードモード:WiMAX 2+)
ハイパフォーマンスモード:約390分
ノーマルモード:約540分
バッテリーセーブモード:約630分
バッテリー:連続待受時間 クイックアクセスモードOFF時:850時間
クイックアクセスモードON時:38時間
対応OS Windows 10、Windows 8.1、Windows 7
Mac OS X v10.6、v10.7、v10.8、v10.9、v10.10、
v10.11、v10.12、v10.13
クレードル 別売り※
一部プロバイダ(GMOインターネットの「とくとくBB」等)では、
無料提供あり
Bluetooth通信
タッチパネル機能

上記に加え、「ギガ放題プラン」で契約すれば、おなじみの「月間の通信量制限なし」で動画や音楽といったコンテンツも自由気ままにインターネット接続ができます。

また、パッと目を引くのが本体端末のシャープなデザインでしょう。

実際契約・購入された方のコメントでも、デザインや持ち運びのしやすさでの高評価はとても多いです。

バッテリー時間も、ノーマルモードで安定持続の約540分(9時間)で長持ちできるのもうれしいポイントですよね。

ですが、W05の長所・メリットはそれだけではありません。

続いては、W05のメリットについて詳しく見ていきましょう。

W05のメリット

モバイルWi-FiルーターのW05の主なメリットは、以下の3点です。

  • 最大通信速度が、下り708Mbps、上り75Mbpsと断トツに早い!
  • Wi-Fiお引越し機能でスマホ・パソコンの再設定が不要
  • スタイリッシュなデザインで、厚み、質量も小型化!

それぞれの項目について、順を追って見ていきましょう。

最大通信速度が、下り708Mbps、上り75Mbpsと断トツに早い!

2018年5月現在において、W05は、下りの回線最大速度が「708Mbps」と、現在発売中のモバイルWi-Fiルーターの中では一番の速さです。

超高速の秘訣は、「3CA技術」といって「複数のインターネット回線を束ねて速度を向上させる」仕組みがあるからです。

上記図にあるように、W05では、「WiMAX2+」回線(下りの最大速度558Mbps)と「au 4G LTE」回線(下りの最大速度150Mbps)を束ねてインターネット接続することができるのです。

その結果、「708Mbps」という速度が実現できるというわけですね。

ですが、708Mbpsの回線速度はあくまで「理論値」です。実際に708Mbpsが出ることはまずありません。

また、この最大通信速度708Mbpsは「ハイスピードプラスエリアモード」というオプション(別途使用した月に1,005円が発生)を利用した時の最大速度です(契約期間3年プランの場合は、無料で利用できます)。

とはいえ、最大速度が早ければ、実際の速度も当然それに比例して上がっていきます。

「これまでインターネット接続時に回線の遅さが気になっていた・・・」という方は、W05を使った際にはその快適さに驚かれることでしょう。

特に、高画質の映画をよく鑑賞されるという方や、リッチな同期型オンラインゲームをよくプレイされるという方は、よりストレスレスに楽しむことができるはずです。

更には、W05では「上り最大速度」も75Mbpsまで向上しています。

SNSやクラウドサーバーに動画や音楽など大容量のデータをよくアップロードするという方にはかなり頼もしいモバイルWi-Fiルーターとなってくれるのではないでしょうか。

Wi-Fiお引越し機能でスマホ・パソコンの再設定が不要

これまでのモバイルWi-Fiルーターになかった新機能として、W05には「Wi-Fiお引越し機能」というユニークな機能が用意されています。

これは、モバイルWi-Fiルーターを買い替えた際に通常必要となるWi-Fiの接続設定をすることなく、乗り換えができるという機能です。

通常、モバイルWi-Fiルーターを設定する際は、SSIDや暗号化キーといったものが必要となります。

ですが、W05では、従来利用していたモバイルWi-Fiルーターのそれら情報をそのままコピーしてくれるのです。

ですので、W05を購入したのち、スマートフォンやPC側の再設定は必要なく、そのまま使えるのです。これはかなり便利ですよね。

スタイリッシュなデザインで、厚み、質量も小型化!

薄型フォルムと極限まで削ぎ落とした潔い造形に、スポーティなカラーと質感を実現したスピード感に溢れたデザイン。いつでもアクティブに持ち出せる!

W05が人気を集める理由として、大きくあるのが、そのスタイリッシュなデザイン性です。

製造元であるHUAWEI社は、以前より洗練されたデザインのモバイルWi-Fiルーターをリリースすることで人気でしたが、今回のW05は、そのデザイン性を保持しつつも前機種であるW04よりも更にスリムかつ軽量となりました。

具体的なサイズでみると、W05は比較してW04より1.5mm薄くなり、重量も約9g軽くなっています。

実際に手に取ってみるとわかりますが、カバンの中でもかさばらず、かつポケットにもすっきり入る手軽さ。

まさに、「持ち運びしたくなる」デザインです。

Speed Wi-Fi NEXT W05のデメリット

さて、ここまでW05のメリットをお伝えしてきましたが、逆にデメリットはないのでしょうか。

あえてW05でデメリットを挙げるとしたら、以下の2点です。

  • 下り最大708Mbpsの超高速回線利用時には、追加料金が発生する
  • クレードルに拡張アンテナが付いていない

続いては、これらデメリットについてもひとつずつ見ていきましょう。

下り最大708Mbpsの超高速回線利用時には、追加料金が発生する

W05の一番の特徴として掲げられる「下り通信最大速度708Mbps」ですが、前述の通りこの最大速度は「ハイスピードプラスエリアモード」に切り替える必要があります。

ハイスピードプラスエリアモードは、使用した月に1,004円の追加料金がかかります。(「3年契約プラン」または「auスマートバリューmine」で契約された場合は無料になります)

ですが、このハイスピードプラスエリアモードにしなくても、W05の下り最大速度は558Mbpsと、他のモバイルWi-Fiルーターと比較しても十二分に早いスピードです。

回線速度にかなりのこだわりを持つ人以外は、あまり気にならないデメリットかもしれませんね。

クレードルに拡張アンテナが付いていない

W05には別売りで専用の「クレードル」が用意されています(プロバイダによっては無料で入手することもできます)。

クレードルとは

クレードルとは、モバイルWi-Fiルーター用のスタンド型の充電器のことです。

置くだけで充電できるほか、有線LANケーブルを繋げることによって固定回線の「無線ルーター」代わりとして活用することもできます。

W05にも専用のクレードルが用意されているのですが、こちらのクレードルには電波の受信感度を強化することができる「拡張アンテナ」がついていません。

拡張アンテナが付いていなくても固定回線の役割は十分担うことができますが、やはり拡張アンテナが付いていたほうがインターネット通信の安定度は高まるでしょう。

自宅で固定回線代わりに使う人以外はあまり関係のない要素ではありますが、「いずれ契約予定だ」という方は、W05の特徴として、一応は把握しておくとよいでしょう。

W04との違い

続いては、W05と前バージョンであるW04を比較して、強化された機能・特徴について見ていきましょう。

W05とW04のスペック比較

商品名 Speed Wi-Fi NEXT W05 Speed Wi-Fi NEXT W04
製造元 HUAWEI(華為技術) HUAWEI(華為技術)
通信方式 WiMAX 2+、au 4G LTE WiMAX 2+、au 4G LTE
最大通信速度 下り最大708Mbps/
上り最大75Mbps※LTE使用時
下り最大708Mbps/
上り最大30Mbps※LTE使用時
Wi-Fi規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac
(2.4GHz/5GHz対応)
IEEE802.11a/b/g/n/ac
(2.4GHz/5GHz対応)
寸法 約W130×H55×D12.6mm 約W53×H130×D14.2mm
質量 約131g 約140g
バッテリー容量 2,750mAh 2,750mAh
カラーバリエーション

ブラック×ライム/ホワイト×シルバー

ライム/シルバー
最大同時接続数 10台 10台
バッテリー:
連続通信時間
(ハイスピードモード:WiMAX 2+)
ハイパフォーマンスモード:約390分
ノーマルモード:約540分
バッテリーセーブモード:約630分
ハイパフォーマンスモード:約390分
ノーマルモード:約540分
バッテリーセーブモード:約630分
バッテリー:連続待受時間 クイックアクセスモードOFF時:850時間
クイックアクセスモードON時:38時間
クイックアクセスモードOFF時:850時間
クイックアクセスモードON時:38時間
対応OS Windows 10、Windows 8.1、Windows 7
Mac OS X v10.6、v10.7、v10.8、v10.9、v10.10、v10.11、v10.12、v10.13
Windows 10、Windows 8.1、Windows 7
Mac OS X v10.6、v10.7、v10.8、v10.9、v10.10、v10.11、v10.12、v10.13
Bluetooth
通信
タッチパネル機能

赤字のところがW04から新しくなっている箇所です。

バッテリーの持ち時間であったり、通信方式であったりと大体の機能・性能はW05とW04で大きな差はありません。

大きな違いが出ているのが、W05は上り通信速度で大きく速度改善されていること、および質量・サイズのスリム化とデザイン面のブラッシュアップでしょう。

また、W05は最近リリースされたモバイルWi-Fiルーターということで、各プロバイダでの「キャンペーン」が活性しています。

このあたりも含めて総合的に見ていくと、(上位型番なので当然といえば当然ですが)モバイルWi-Fiルーター選びはW04よりW05を優先して見ていくべきでしょうね。

WX05登場

2018年11月、W05よりも新しい機種となる「Speed Wi-Fi NEXT WX05」が登場しました。

このWX05はほとんどのWiMAXプロバイダで3年契約でのみ利用できる機種で、2年契約では利用することができません。

最大通信速度は「下り最大440Mbps」と、W05の最大708Mbpsには及ばない数値となっていますが、バッテリー性能が向上しており、バッテリー交換も用意という側面から、3年契約でも安心して利用できる機種になっています。

このWX05の登場により、各プロバイダではW05の取り扱いが少なくなっていますので、W05でのWiMAX利用を想定している方は、申し込みを急いだほうが良いですよ。

WX05について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

WiMAXルーター「WX05」スペック完全ガイド! WiMAXがさらに使いやすく

プロバイダはGMOとくとくBBがおすすめ

さて、前の章で「各プロバイダにてW05契約のキャンペーンが活性」とお話ししましたが、そのなかでも特におすすめのキャンペーンが、「GMOとくとくBB」です。

W05の購入は「GMOとくとくBBギガ放題プラン」がとってもお薦め!

「モバイルWi-Fiルーターは、W05で契約しよう」となった際は、前述のGMOとくとくBBギガ放題プランが一番お薦めです。

GMOとくとくBBギガ放題プランがお薦めの理由

  • 契約から1〜2か月の間は月額料金が3,609円に値下げ!
  • 3か月目以降も4,263円と公式価格よりお得な価格に!
  • キャンペーンのキャッシュバック額がかなり大きい!

GMOとくとくBBギガ放題プランは、「お名前.com」や「GMOクリック証券」「GMOクラウド」など多くのサービスを展開するGMOインターネット株式会社が提供するプロバイダサービスです。

GMOとくとくBBギガ放題プランをお薦めする一番の理由は、契約1〜2か月において月額料金が3,609円とかなり格安になっているのと、3か月目以降も4,263円と公式価格よりお得な価格になっている点です。

また、GMOとくとくBBギガ放題プランの特徴として、キャンペーン期間のキャッシュバック額がとても大きいこと。他のプロバイダのキャッシュバック額は大体1万円〜2万円なのに対して、GMOとくとくBBギガ放題プランのキャッシュバック額は3万円〜4万円!

トータル費用でみると、格段に低価格になるのです。

月間の通信量制限なしプランで、ここまでリーズナブルな価格で提供しているプロバイダはほかにありません。


まとめ 今購入するならW05がオススメ!

ここまでお読みになられて、いかがでしたでしょうか。

超高速回線を誇るモバイルWi-Fiルーター「W05」の特徴、スペックからメリット、デメリットまで、ご理解を深められたのではないでしょうか。

ここまでの内容を軽く振り返っておきましょう。

まとめ

W05の特徴

  • 最大通信速度が、下り708Mbps、上り75Mbpsと断トツに早い!
  • Wi-Fiお引越し機能でスマホ・パソコンの再設定が不要
  • スタイリッシュなデザインで、厚み、質量も小型化!
  • 前型番のW04と比較して、上記面でアドバンテージが強く、今購入するならW05がお薦め
  • プロバイダのキャンペーンでは「GMOとくとくBB」が特にお薦め

W05はインターネット接続を十分に楽しめるモバイルWi-Fiルーターであることは間違いありません。

これからはじめてモバイルWi-Fiルーターを購入される方も、今現在のルーターから新規に買い替える方も、ぜひ一度Speed Wi-Fi NEXT W05でご検討されてはいかがでしょうか。

皆さんの快適なインターネットライフを実現していく際に、このサイトが少しでもお役立てできることを、心より願っています!


4月のおすすめモバイルWi-FIサービス

サービス名/プロバイダ・キャンペーン・プラン 回線 契約年数 月額料金
1 BBN Wi-Fi トリプル
キャリア
2年 3,250円/月 公式サイト
2 ギガWi-Fi
(U2sプラン)
トリプル
キャリア
3年 3,250円/月 公式サイト
3 WiMAX
(GMOとくとくBB 月額値引き)
WiMAX2+ 3年 3,344円/月
(1〜2ヶ月目2,590円、
25ヶ月目〜4,263円)
公式サイト