おてがる光の評判は?契約前に知るべきメリット・デメリットまとめ

自宅用インターネット回線選びで、「おてがる光ってどうなんだろう…」と考えていませんか。

おてがる光は、「契約期間の縛りなし」と「月額料金の安さ」が大きな特徴の、インターネット光回線です。

「自宅に光回線を引きたいけど、月額料金が高くなりそうで心配…」という方や、「近いうちに転勤・引っ越しがありそうなので、契約期間の縛りがあると手を出しづらい…」という方は、一度検討しておきたいサービスでしょう。

ですが、おてがる光は「工事費がかかる場合がある」「スマホ割引が無い」等のデメリットもありますので、契約の際はきちんとそれら情報もしっかり確認の上進めるべきでしょう。

この記事では、おてがる光の特徴からメリット・デメリットまで詳しく紹介しています。

おてがる光があなたにとって「最適な光回線」かどうか、記事を読んでしっかり見極めてください!

おてがる光の特徴・評判は?

おてがる光は、2019年11月よりスタートした光回線サービスです。つまり、サービスとして誕生してまだ間もないということですね。

そんなおてがる光では、以下の5点を特徴として掲げています。

  • 最低利用料金、違約金なし「しばりなし!だから選びやすい」
  • おてがる光は新世代料金「圧倒的な低価格だから、お財布に優しい」
  • おてがる光は安いだけでじゃない「超光速!1Gbpsで映画や音楽も」
  • おてがる光は電話番号そのまま!「ご利用環境を変えずに利用可能」
  • おてがる光は簡単乗り換え「回線引き込み工事不要!接続設定も超簡単!」

上記5点の特徴で特に意識したいのは、1点目の「最低利用料金、違約金なし」と、2点目の「圧倒的な低価格」でしょう。

これら特徴の詳細と併せて、おてがる光の運営会社や光回線の仕組みについて、詳しく見ていきましょう。

おてがる光の運営会社

おてがる光を運営するのは、「株式会社エクスゲート」。2017年設立の新興会社で、ネット回線の接続事業などを手がけています。

株式会社エクスゲートは、おてがる光のほかにモバイルWi-Fiサービス「よくばりWiFi」も運営しており、現在多くの方がサービスを利用されています。

インターネット通信事業をメインに活動しているだけあって、会社の実績における信頼性は相応にあると見てよさそうですね。

よくばりWiFiの評判は?契約前に知るべきメリット・デメリットまとめ

おてがる光は「光コラボレーション」

おてがる光はNTT西日本・NTT東日本の光回線を利用する「光コラボレーションモデル」です。

光コラボレーションとは、NTT西日本・NTT東日本の光回線(フレッツ光)の回線を借りて、別ブランドとして私たちにインターネット環境を提供することです。

フレッツ光は提供エリアが「全国」と国内最も広範囲に対応できる光回線で、かつ通信速度は上り・下りともに1Gbpsの高速回線です。

つまり、光コラボレーションでフレッツ光の回線を利用しているおてがる光も、同様の提供エリアの広さと通信速度の速さを実現できるということですね。

利用料金

続いては、おてがる光の料金プランについても見ていきましょう。

おてがる光の料金プラン

月額料金

ファミリータイプ 税別4,280円

マンションタイプ 税別3,280円

契約事務手数料 税別2,000円
新規工事費

ファミリータイプ 税別18,000円(分割の場合、税別500円×36回)

マンションタイプ 税別15,000円(分割の場合、税別500円×30回)

契約期間 なし
解約時の手数料 なし

上記料金プラン表でまずチェックしておきたいのが、「契約期間の縛りがない」ことです。

他の光回線では大抵2年間の契約期間が設けられており、期間内の解約をする場合1万円前後の解約解除料を請求されてしまいます。

ですが、おてがる光ではそもそも契約期間自体を設けていないので、いつ解約しても手数料は不要になるということですね。

また、おてがる光の月額料金はマンションタイプ・ファミリータイプともにかなり安いです。

このあたりの料金設定が、他の光回線サービスと比べてどの程度お得かについては次章の「おてがる光のメリット─利用料金が安い」にて詳しく説明しますので、併せてご覧ください。

おてがる光の評判

さて、実際におてがる光を利用している方の評判がどうかというと、おてがる光はリリースされてからまだ日も浅い為、いまのところネット上での評判は確認できませんでした(2020年5月現在)。

twitter上では、おてがる光利用前のコメントがいくつか確認できます。

今後利用者が増えていくにつれて、おてがる光の評判コメントは増えてくることでしょうね。

おてがる光のメリット

さて、ここからはおてがる光の契約を検討する際に、押さえておきたいおてがる光の「メリット」について見ていきましょう。

特に意識しておきたいメリットは、以下の4点です。

  • 利用料金が安い
  • いつでも違約金なしで解約できる
  • IPv6対応で安心の通信速度
  • 提供エリアが広い

それぞれ、順を追って見ていきましょう。

利用料金が安い

おてがる光のメリットでまず押さえておきたいのが、「利用料金(月額料金)の安さ」です。

おてがる光は高額キャッシュバックや工事費無料などの特典はありませんが、その分月額料金を安く設定しており、更には契約期間の縛りをなくして大手光回線サービスに対抗しうる料金プランとしています。

おてがる光同様に月額料金を安くしている光回線サービスに「enひかり」がありますが、その他代表的な光コラボレーション回線として「ドコモ光」とで、三社の料金プランを比較してみましょう。

おてがる光、enひかり、ドコモ光の料金プラン比較

  おてがる光 enひかり ドコモ光
戸建てタイプ 4,280円 4,300円 5,200円
マンションタイプ 3,280円 3,300円 4,000円
工事費用 15,000〜18,000円 2,000円〜15,000円 無料
契約期間 なし なし 2年間
事務手数料 2,000円 2,000円〜3,000円 3,000円
契約解除料 なし なし

戸建て13,000円

マンション8,000円

使用回線 フレッツ回線 フレッツ回線 フレッツ回線
通信速度 最大1Gbps 最大1Gbps 最大1Gbps

上記表にて、おてがる光のほうで工事費用が若干高めとなっていますが、それ以外の料金(戸建てタイプ、マンションタイプの月額料金)がドコモ光とくらべてかなり安くなっているのが確認できます。

料金形態が同タイプのenひかりと比べても、月額料金はおてがる光のほうが若干安めになっていますね。

つまり、現在(2020年5月)において、「月額料金の最も安い光回線サービス」を探す場合、おてがる光は最有力候補として挙げられるのです。

いつでも違約金なしで解約できる

先にも述べましたが、おてがる光は2年、3年といった契約期間がないので、いつ解約しようとしても解約手数料を気にせずに済みます。

インターネット回線選びの際に重要となるポイントのひとつに、「解約リスクの低さ」があります。

解約時に違約金が発生するまたは期間の縛りがあるといった制約が一切ないおてがる光は、まさに「解約リスクがかなり低い(ほぼない)」光回線サービスなのです。

IPv6対応で安心の通信速度

おてがる光は次世代通信規格である「IPv6」に対応しており、プライムタイム等の混雑する時間帯でも快適かつ安全な通信速度を実現することができます。

※ 別途、「IPv6」オプション(月額150円)を付ける必要があります。

IPv6とは

「IPv6」(読み:アイピーブイ6 または アイピーバージョン6)とは、Internet Protocol Version 6の略で、インターネットプロトコルの規格名です。

混雑の影響を受けにくく、かつ高速通信を実現できる「IPoE」の接続方式を利用することができます。

これまでのインターネット回線は「IPv4」が主流となっており、地域や時間帯によって利用者が集中した際に、回線の混雑によって速度遅延が起きやすいという問題がありました。

一方、IPv6はIPoE方式という接続方式を利用することによって、回線に利用者が集中した際も混雑せずに高速通信を維持することが可能です。

つまり、これまでプライムタイムでの通信速度の遅さが気になっていた人でも、おてがる光のIPv6オプションを利用すれば快適なインターネット接続が期待できるということですね。

提供エリアが広い

おてがる光はフレッツ光(NTTの光回線)を利用したサービスですので、サービス提供エリアも広く、現在47都道府県に対応しています。

「自分の地域で本当に利用できるか不安…」という方は、公式サイトに「簡単エリア確認」サービス(無料で利用でき、電話で専門スタッフがサポートしてくれる)がありますので、利用されると良いでしょう。

おてがる光のデメリット

さて、ここまでおてがる光の特徴とメリットについて見てきましたが、「おてがる光のデメリット」についても確認していきましょう。

おてがる光のデメリットで必ず押さえておきたいのは、以下の3点です。

  • 工事費がかかる場合がある
  • スマホの割引が受けられない
  • 高額キャッシュバックなどの特典がない

工事費がかかる場合がある

これまで光回線を利用しておらず、おてがる光を新規に契約する場合はマンションタイプで15,000円(税抜)、ファミリータイプで18,000円(税抜)の工事費が発生します。

おてがる光の新規工事費

新規工事費

ファミリータイプ 税別18,000円(分割の場合、税別500円×36回)

マンションタイプ 税別15,000円(分割の場合、税別500円×30回)

※ただし、フレッツ光または光コラボレーションからの転用(乗り換え)の場合は、工事費は発生しません。

他社光回線サービスのいくつかにおいては「工事費無料」の特典を用意していますが、おてがる光には無料特典はありません。

ただし、2020年5月現在は、おてがる光にて新規工事費5,000円割引キャンペーンを行っていますので、初期費用がネックに感じている方はキャンペーン適用後の料金も踏まえて検討されると良いでしょう。

スマホの割引が受けられない

光回線サービスの契約をする際に、スマホの月額料金が割引される「キャリア割り」を期待する方も多いでしょう。

キャリア割りとは、「光回線でドコモ光(またはau光、ソフトバンク光)を利用し、通信端末も同じくドコモ(またはau、ソフトバンク)で揃えた」場合に毎月支払う通信端末料金が1,000円ほど割引されるサービスです。

年単位で一万円以上お得になるキャリア割りですが、おてがる光はキャリア割りに対応していませんのでご注意ください。

高額キャッシュバックなどの特典がない

その他、おてがる光には他の光回線サービスによく見られる「高額キャッシュバック」等の特典はありません。

ただし、おてがる光はその分月額料金を安くしていますので、トータルコストで考えると高額キャッシュバックのある光回線より割高になるということはあまりないでしょう。

また、キャッシュバック特典は受け取りまでに半年〜1年の期間を待たなくてはいけなかったり、申請用の手続きが必要であったりするため、「もらい忘れ」のリスクもあります。

キャッシュバックを受け取る手続き等の手間が煩雑に感じる人には、むしろシンプルに月額料金を安くしているおてがる光がおすすめになるでしょう。

おてがる光がオススメの方

ここで一度、おてがる光の光回線サービス利用がおすすめの人がどんな人かについて、まとめておきましょう。

  • とにかく安くインターネット回線を利用したい方
  • 短期間だけインターネット回線を利用したい方
  • ドコモ・au・ソフトバンク以外のスマホユーザーの方

おてがる光は契約期間の縛りが無いので、急な転勤や引っ越しのある方であったり、今後別のインターネット回線に乗り換える予定がある方でも安心して利用できるでしょう。

ただし、前章でお伝えした通りおてがる光はスマホ割引(キャリア割り)がありません。

ドコモ、au、ソフトバンクを利用されている方(特に家族で利用されいている方)は、それぞれのキャリアに対応する光回線サービスで契約したほうがトータルコストはお得になるでしょう。

一方で、ドコモ・au・ソフトバンク以外の格安スマホ、格安simを利用している方々には、そもそも「キャリア割り」自体が対象外になりますので、おてがる光はおすすめになるでしょう。

光回線(インターネット回線)のお得な選び方と知っておくべきこと

まとめ) 「いつでも解約できるようにしたい」かつ「とにかく料金を安くしたい」という方は、おてがる光はおすすめ

ここまでの内容をざっとまとめておきましょう。

おてがる光のメリット

  • 利用料金が安い
  • いつでも違約金なしで解約できる
  • IPv6対応で安心の通信速度
  • 提供エリアが広い

おてがる光のデメリット

  • 工事費がかかる場合がある
  • スマホの割引が受けられない
  • 高額キャッシュバックなどの特典がない

おてがる光の特徴をひとことでいうと、「いつでも解約可能な、月額料金の安い光回線」です。解約リスクが低い光回線や、低価格な光回線を探している人は、おてがる光は検討候補にぜひ取り入れると良いでしょう。

一方で、おてがる光は「スマホの割引(キャリア割り)が受けられない」「新規の際は工事費が発生する」といったデメリットもありますので、その点も留意した上で、契約のご判断を進めて頂ければと思います。

皆様のこれからの快適なインターネットライフを実現していく際に、この記事が少しでもお役立てできることを、心より願っています!


3月のおすすめモバイルWi-FIサービス

サービス名/プロバイダ・キャンペーン・プラン 回線 契約年数 月額料金
1 BBN Wi-Fi トリプル
キャリア
2年 3,250円/月 公式サイト
2 ギガWi-Fi
(U2sプラン)
トリプル
キャリア
3年 3,250円/月 公式サイト
3 WiMAX
(GMOとくとくBB 月額値引き)
WiMAX2+ 3年 3,344円/月
(1〜2ヶ月目2,590円、
25ヶ月目〜4,263円)
公式サイト