光回線(インターネット回線)のお得な選び方と知っておくべきこと

「光回線の契約をしたいけど、契約先をどこにすればよいか分からない…」
「いろんな種類の光回線があるけど、結局どこがお得なの?」

インターネット回線で光回線を引こうと検討されている方々の中で、上記の様なお悩みを持つ方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

結論から言うと、光回線選びであなたにとって「もっともお得な契約先」を選ぶことは、それほど難しいことではありません。ただし、そのためには光回線そのものに対する知識と、お得な選び方についてある程度理解を深めておく必要があります。

この記事では、そんな「光回線を選ぶ際に、ぜひ前もって知っておきたいこと」および「光回線のお得な選び方」について詳しく紹介していきます。

これから光回線の契約をされる方やインターネット回線の契約先を検討中の方は、ぜひご覧ください!

光回線(インターネット回線)を選ぶ際に、必ず知っておきたいこと

さて、光回線(インターネット回線)を選ぶうえで、はじめに押さえておきたいことをお伝えします。

重要な点は、最初から個別の光回線サービスに目を向けるのではなく、その全体像と特徴および注意点を押さえていくことです。

まずは以下の文章について、順を追ってご覧ください。

光回線の特徴およびサービスを選ぶ際のポイントもイメージしやすくなるでしょう。

また、光回線について一定の知識のある方、それよりも具体的なおすすめの光回線サービスを知りたいという方は、本章は読み飛ばして「光回線はスマホキャリアに合わせて選択すれば間違いなし!」からご参照ください。

光回線の種類は主に3つ

光回線は、大きく以下の3種の形態に分別することができます。

  • フレッツ光
  • 光コラボレーション
  • その他光回線

フレッツ光

光回線と聴いてまず「フレッツ光」を思い浮かべる方は多くいらっしゃることでしょう。

フレッツ光とは、NTTが全国の都道府県に提供する光回線サービスのことです。

国内でもいち早く光回線を導入し、後述する他の光回線サービスが登場するまでの長いあいだ、光回線サービス市場を独占していました。

フレッツ光はNTTが誇る日本全国の通信網をもとにサービス展開されているため、利用者は地域を問わず契約できます。

一方で、契約の際にプロバイダ(回線接続業者)との契約が別途必要であったり、また利用料金がやや高めであることもあって、(加えて他の光回線サービスが台頭してきたこともあり、)現在フレッツ光は「最も適した光回線の契約先」ではなくなりつつあります。

フレッツ光の特徴

  • NTTが提供する、光回線サービス
  • 日本全国に対応している
  • 早くから光回線サービスを提供しており、一時は光回線市場をほぼ独占していた
  • 利用料金はやや高め
  • 契約の際、別途プロバイダとの契約も必要

光コラボレーション

ほぼフレッツ光の独壇場であった光回線市場ですが、2015年より「フレッツ光の全国通信網を活用しつつ、プロバイダサービスおよび入会者への特典については自分たちのブランドで提供していこう」と、多くの事業者があらたにオリジナルブランドとして光回線サービスを開始しました。

これが、「光コラボレーション」です。

従来のインターネット提供の流れ

光コラボレーションにおけるインターネット提供の流れ

「ドコモ光」や「ソフトバンク光」「ビックローブ光」「@nifty光」などはすべて「光コラボレーション」で、おおもとのインターネット回線はフレッツ光を利用しています。

光コラボレーションの特徴としては、フレッツ光の回線を利用しているほかプロバイダもセットでの契約にしており、利用者は契約を一本で済ませられる様になっています。

また、光コラボレーション事業は非常に多くの企業が参入し価格競争も発生しているため、利用料金もフレッツ光よりも安価になっているケースが殆どです。

その他、光コラボ事業者独自のサービス・特典を用意している場合が多く、例えば以下のようなサービス・特典を受けられます。

光コラボレーション事業者の独自サービスの例(※一例)

光コラボレーション事業者 独自サービスの例
ドコモ光 ドコモのスマホ・携帯との併用で、毎月のスマホ・携帯料金が安くなる「ドコモ光セット割」が適用される
ソフトバンク光 ソフトバンクのスマホ・携帯との併用で、毎月のスマホ・携帯料金が安くなる「おうち割」が適用される
ビッグローブ光 auのスマホ・携帯との併用で、毎月のスマホ・携帯料金が安くなる「auスマートバリュー」が適用される
U-next 毎月1本無料で最新映画を視聴できるポイントを入手できる

光コラボレーションの特徴

  • フレッツ光の回線を利用している
  • 光コラボレーションを提供する事業者はとても多い(600社以上 ※2019年11月現在)
  • 利用料金はフレッツ光より安い
  • プロバイダとセットになっている為、利用者は契約を一本にまとめられる

その他光回線

その他、フレッツ光の回線を利用しない光回線サービスもあります。

代表的なところでは、「auひかり」「NURO光」が挙げられます。

これらフレッツ光の回線を利用しない光回線サービスは、まだ全国地域に完全対応しておらずサービス未対応地域もあるので注意が必要です。

一方で、フレッツ光回線と比べて利用者が少ない為、高速通信が実現されやすく混雑時間帯の影響もほとんど受けにくいとされています。

また、「光コラボレーション」同様に、契約はプロバイダとセットになって一本に済ませられる、利用料金もリーズナブル、事業者ごとに独自のサービス・特典を用意しているといった特徴があります。

その他回線の特徴

  • 全国に対応していない(未対応地域がある)
  • フレッツ光と比べて利用者が少ない為、高速通信が実現されやすい
  • 利用料金はフレッツ光より安い
  • プロバイダとセットになっている為、利用者は契約を一本にまとめられる

光回線を選ぶ際の注意点

続いては、実際に光回線を選ぶ際の注意点について見ていきましょう。

光回線選びの際に、押さえておきたいポイントは以下の6点です。

  • お住いの地域に対応しているかを確認
  • 戸建てとマンションで料金が異なる
  • 工事が必要
  • IPv6に対応しているかを確認する
  • 悪質な代理店に注意
  • モバイルWi-Fiという選択肢も

それぞれ、順を追って見ていきましょう。

お住いの地域に対応しているかを確認

先に、光回線選の種類に「フレッツ光」「光コラボレーション」「その他の回線」の3種類があることをお伝えしましたが、そのうち「その他回線」(auひかりやNURO光)においては、対応していない地域もあるので、注意が必要です。

その他回線での契約をされる際は、対応地域についてそれぞれの公式サイトにて確認することができますので、契約前に必ず確認しておくべきでしょう。

一方、フレッツ光および光コラボレーションにおいては、基本全国対応としています。

ただし、離島および一部地域においては対応外となっている場合もありますので、事前に以下のページでフレッツ光の提供エリアとなっているかを確認しておくことをおすすめします。

戸建てとマンションで料金が異なる

殆どの光回線サービスは、戸建てとマンションとで月額料金が異なります。

各光回線サービスの公式サイトにおいても、料金プランを「ホーム(戸建て)タイプ」と「マンションタイプ」と分けて表記しており、かつマンションタイプはホーム(戸建て)タイプより料金が安めとなっています。

なぜマンションタイプのほうが料金が安いのかというと、回線設備を住民共同で利用するため設備に関わるコストにおいて、利用者一人当たりの負担を軽減できるためです。

ホーム(戸建て)タイプとマンションタイプの月額料金差は光回線サービスによって若干異なりますが、おおよそ1,000円前後マンションタイプの方が低価格となっています。

現在引っ越し等で戸建てかマンションかを検討されており、かつ光回線を引く予定の方は、この点も留意しておくと良いでしょう。

工事が必要

光回線を利用する際、はじめに「回線工事」が必要となり、その分の料金が発生します(おおよそ2万〜3万円)。

また、回線工事は戸建てタイプのほうが個別に回線を引き込む必要がある為、工事費はマンションタイプと比べて戸建てタイプのほうが若干高くなることが多いです。

一方、光回線サービスを提供する事業者によっては、工事費の分割払いや、割引による実質無料を用意しているところも多くあります。また、「auひかり」では戸建ての場合に限り解約時においても撤去工事費が発生します。──つまり、光回線サービスそれぞれで、発生する工事費は様々ということですね。

光回線のサービス選びの際は、これら工事費がどれくらいかかるかも併せてチェックしておくべきでしょう。

IPv6に対応しているかを確認する

高速回線を誇る光回線サービスですが、たまにインターネットの書き込み等で「光回線にしたのに、たまに速度が非常に遅くなる」といった声を見ることがあります。

こちらはいくつか理由がありますが、そのなかでも「(インターネットサービスの利用者増大に伴って)混雑時間帯に接続の遅延が起きやすい」点が挙げられます。

この対策においては「IPv6」という混雑する時間帯でも快適に利用できる通信規格の活用が効果的なのですが、すべての光回線サービスにおいてこのIPv6に対応しているとは限りません。

また、IPv6対応の回線サービス・プロバイダにおいてもはじめからIPv6が使えるようにはなっておらず、専用のオプションに加入する仕組みにしているところが殆どです。

参考:IPv6のサービスイメージ

光回線サービスを選ぶ際は、そのサービスにおいてIPv6に対応しているかと、併せてIPv6を利用可能にするための設定方法についても確認しておくと良いでしょう。

悪質な代理店に注意

光回線は、NTTや光コラボ事業者、その他光回線サービスを提供している事業者と契約する以外に、間に入った「代理店」と契約する場合があります。

光回線サービスの代理店業者の数は非常に多く、インターネット上にも多くの紹介ページが用意され、家電量販店においても契約窓口を用意していたりといったケースがあります。

代理店によってはよりお得に契約できる場合もあるのですが、他方で「余計なオプションを付けさせられる」「キャンペーンの適用条件で別商品を申し込む必要がある」「勧誘電話が多い」といったマイナスな要素を持つ代理店もあります。

たとえば、高額キャッシュバック特典などで入会特典を充実させて、そのかわり月額料金を割高にしたり有料オプションを付けたりといったこともありますので、重々ご注意ください。

モバイルWi-Fiという選択肢も

光回線におけるインターネット接続の最たるメリットは、「通信速度の速さ」と「接続の安定性」にあります。

ただし、一方で前述の通り「工事が必要」であったり、そのほか月額料金も他のインターネットサービスと比べるとやや高めです。

もし、「インターネットサービスは利用したいけれど、通信速度にはそこまでこだわらない」「それよりも、工事期間なしにすぐにインターネット接続するようにしたい」という場合は、WiMAXやポケットWi-FIといった「モバイルWiFiルーター」を選ぶという選択肢もあります。

特に近年新しくリリースされているWiMAXやソフトバンクのPocket WiFiは、光回線に匹敵するほどの高速接続も実現できるようになっており、更には工事不要・持ち運び可能という光回線にはないメリットもあります。

特に「光回線でなければいけない」というこだわりがないという方は、一度WiMAX・ポケットWiFiの選択肢についても検討してみることをおすすめします。

WiMAXと光回線どっちがいい?契約前に知るべきメリット・デメリット比較

光回線はスマホキャリアに合わせて選択すれば間違いなし!

ここまで、光回線を選ぶ際に知っておきたいポイント・注意点について述べました。

ここからは、実際に光回線サービスの選び方について説明していきたいと思います。

冒頭でもお話したように、現在 光回線サービスは非常に多くの種類があり、かつ料金体系や特典内容も複雑化されていることもあって、個別のサービスをひとつひとつ見比べていってもどこが一番安くておすすめかという比較をしていくことは困難でしょう。

その際に、光回線のサービス選びの指標として第一位に掲げておきたいのが、「現在使用している(またはこれから使用しようとしている)スマホ・携帯キャリアに合わせて、光回線サービスを選択する」ということです。

どういうことかというと、各光回線サービスが用意している特典において、「スマホ・携帯の月額料金割引」がもっとも金額的メリットが大きいからです。

ですが、当然ながらすべての光回線サービスが各スマホ・携帯キャリア向けに特典を用意している訳ではありません。

そこで次章からは、各スマホ・携帯キャリア向けにおすすめの光回線サービスを紹介していきます。ご自身のお使いのスマホ・携帯のキャリア(ブランド)に合わせて、おすすめの光回線サービスをチェックしてみてください。

ドコモユーザーは「ドコモ光」一択

ドコモのスマホ・携帯電話をご利用されている方は、光回線のサービス選びは「ドコモ光」がおすすめです。

ドコモ光は、前述の「光コラボレーション」形式の光回線サービスです。

ドコモ光の利用料金

契約期間 2年間
月額料金 戸建て:5,200円 マンション:4,000円
工事費 無料
事務手数料 3,000円
契約解除料 戸建て:13,000円 マンション:8,000円

「ドコモ光セット割」でスマホ料金が毎月最大3,500円割引

ドコモ光の利用料金(月額料金)は、上記表で示した通り「戸建て:5,200円 マンション:4,000円」としています。この金額はフレッツ光と比較すると大分安くなっていますが、他の光回線サービスと比較した際は、平均的といったところでしょう。

ですが、ドコモ光には、セットでドコモのスマホまたは携帯電話を利用すると、毎月100円〜3,500円の割引が適用される「ドコモ光セット割」があり、かつこちらの特典は家族全員のスマホが対象となります(ギガホ・ギガライト契約の場合は3台目まで)。

例えばドコモ光の回線で契約して、かつご家族にドコモのスマホユーザーが3名いた場合(ギガホプラン)、毎月1,000円×3名で3,000円、年間にすると3万6,000円もの金額が割引されるということですね。

その他、ドコモ光には以下特典も用意されています。

ドコモユーザーの方は、光回線サービス選びにおいて「ドコモ光」一択でまず間違いないでしょう。

ドコモ光の特典(おすすめポイント)

  • 新規工事料無料
  • キャンペーン特典がお得(キャッシュバック特典&dポイント 最大25,000円分)
  • ドコモのスマホ・ケータイがお得に(ドコモ光セット割で、最大3,500円@月割引)
  • IPv6接続で高速通信が可能

ドコモ光の評判は?契約前に知るべきメリット・デメリットまとめ

auユーザーは「auひかり」か「ビッグローブ光」

続いて、auのスマホ・携帯を利用されている方におすすめの光回線サービスについて見ていきましょう。

おすすめは、「auひかり」もしくは「ビックローブ光」です。

auひかりは前述の通り、フレッツ光の回線を利用しない「その他光回線」に分類され、国内で未対応地域もあります。まずはご自身のお住まいの地域がauひかりに対応しているかをご確認ください。

auひかりが対象地域であった場合は、以下のようにおすすめ回線を見ていくことをおすすめします。

  • マンションにお住いの方:auひかりがおすすめ
  • 戸建てにお住いの方:ビッグローブ光がおすすめ

auひかり、ビッグローブ光のそれぞれの光回線の特徴・メリットについて見ていきましょう。

auユーザーにおすすめの光回線①「auひかり」

auひかりの利用料金

タイプ 戸建て マンション
契約期間 3年 2年
月額料金

1年目5,100円、

2年目5,000円、

3年目以降4,900円

3,800円
工事費 実質無料 実質無料
事務手数料 3,000円 3,000円
契約解除料 15,000円 7,000円
撤去費用 28,800円 なし

auひかりは「マンションタイプ」の月額料金が他の光回線サービスと比較しても安く、かつマンションタイプの場合工事費・撤去費用ともに無料となります。

「auスマートバリュー」でauの料金が毎月最大1,000円割引

auのスマホ・携帯電話ご利用の方は、「auひかり」の光回線サービスと併用した際に「auスマートバリュー」の特典を受けることができます。

auスマートバリューは、auのスマホ・携帯電話と併せてauの光回線ほか固定インターネット回線サービスを利用した際に、毎月のスマホ・携帯電話料金を最大1,000円割り引いてくれるサービスです。

割引サービスはご家族の方全員が対象となりますので、例えば夫婦二人ともまたはお子様も含めてauのスマホ・携帯電話を利用している場合は、かなりの割引額になるでしょう。

ただし、スマートバリュー適用の際にはauひかりオプションサービスの「光電話(月額500円)」への加入が必須となりますので、ご注意ください。

auひかりの特典(おすすめポイント)

  • 通信速度が速い
  • 工事費用が実質無料
  • auのスマホ・携帯がお得になる(毎月のスマホ・携帯電話の料金1台につき最大1,000円割引)
  • IPv6接続で高速通信が可能

auひかりの評判は?契約前に知るべきメリット・デメリットまとめ

auユーザーにおすすめの光回線②「ビッグローブ光」

ビッグローブ光の利用料金

契約年数 3年 2年
月額料金(戸建て) 4,980円 5,180円
    (マンション) 3,980円 4,080円
工事費 実質無料 0円〜18,000円
事務手数料 3,000円 1,000円〜2,000円
契約解除料 20,000円 9,500円

ビッグローブ光は、契約期間が「3年」と「2年」で分かれており、「3年契約」では月額料金がかなりお得に、かつ工事費も実質無料にすることができます。

かつ、前述のauひかりで紹介したauユーザー向けの特典「auスマートバリュー」も用意されており、特に戸建てタイプにおいてはauひかり以上に料金面のリーズナブルさが際立ちます。

ビッグローブ光も、「auスマートバリュー」(auの料金 毎月最大1,000円割引)対応

ビッグローブ光の「auスマートバリュー」はauひかりのものと全く同じです。auのスマホ・携帯電話と併せてビッグローブ光を利用した際に、毎月のスマホ・携帯電話料金を最大1,000円割り引いてくれ、かつ、ご家庭でauユーザーの方が複数名いらっしゃる場合は、人数×(最大)1,000円分の割引額になります(最大10回線まで)。

ビッグローブ光×auセット割で最大1,200円割引

その他、ビックローブ光はauスマホ・携帯ユーザー向けに「ビックローブ光×auセット割」という特典を用意ししています。(※こちらはauスマートバリューとの併用不可)

「ビッグローブ光×auセット割」は、ビッグローブ光とauスマホ・携帯の併用で最大1,200円ビッグローブ光の月額料金が安くなるサービスです。

auスマートバリューとの違いは、auスマートバリューはスマホ・携帯の月額料金に対して割り引かれるのに対して、ビッグローブ光×auセット割は、ビックローブ光の月額料金が割り引かれる点にあります。

「auスマートバリュー」と「ビッグローブ光×auセット割」それぞれの割引額を確認して、よりお得な方のサービスを申し込まれると良いでしょうね。

ビッグローブ光のおすすめポイント

  • auのスマホ・携帯がお得になる(毎月のスマホ・携帯電話の料金1台につき最大1,000円割引)
  • IPv6接続で高速通信が可能
  • 引っ越し時の回線工事費が無料

ビッグローブ光の評判は?契約前に知るべきメリット・デメリットまとめ

ソフトバンクユーザは「NURO光」か「ソフトバンク光」

続いては、ソフトバンクのスマホ・携帯を利用されている方におすすめの光回線サービスについて見ていきましょう。

おすすめは、「NURO光」もしくは「ソフトバンク光」です。

NURO光、ソフトバンク光ともにソフトバンクのスマホ・携帯ユーザー向けの特典が用意されています。

通常料金で見たときはNURO光の方が若干おすすめなのですが、NURO光は対応エリアが関東、東海、関西、九州の19都府県に限られ、かつマンションにはほとんど対応しておりません。

よって、NURO光対応エリアでかつ戸建てタイプの方はNURO光を、それ以外のエリア及びマンションタイプの方はソフトバンク光を優先して確認していくと良いでしょう。

ソフトバンクユーザーにおすすめの光回線①「NURO光」

NURO光の利用料金

契約期間 2年
月額料金 4,742円
工事費 実質無料
事務手数料 3,000円
契約解除料 9,500円

NURO光の料金プランは、戸建て、マンション共通となっています。戸建てタイプとして見たときにやや安め、といったところですね。工事費が実質無料になるのも嬉しいポイントです。

その他、NURO光は通信速度の速い光回線サービスということでも評判が高く、光回線に「接続の速さ」を求める方からも人気です。

「おうち割」でソフトバンクのスマホ料金が毎月最大1,000円割引

NURO光では、「NURO光とソフトバンクのスマホを利用している方」向けに毎月最大1,000円分安くなる「おうち割」の特典を用意しています。

おうち割の割引対象はスマホの月額料金になり、かつ家族全員のスマホが対象となります。

ただし、NURO光でおうち割の特典を受ける際にはNURO光電話(月額料金:関東500円、東海・関西・九州 300円)加入が必要となりますので、ご注意ください。

NURO光のおすすめポイント

  • ソフトバンクのスマホ・ケータイがお得に(毎月のスマホ・携帯電話の料金1台につき最大1,000円割引)
  • 通信速度がとにかく速い
  • キャンペーン特典で35,000円キャッシュバック
  • 工事費用は実質無料

NURO光の評判は?契約前に知るべきメリット・デメリットまとめ

ソフトバンクユーザーにおすすめの光回線②「ソフトバンク光」

ソフトバンク光の利用料金

タイプ 一戸建て マンション
契約期間 2年 2年
月額料金 5,200円 3,800円
事務手数料 3,000円 3,000円
工事費用 0〜24,000円(24回〜60回分割払い)
契約解除料 9,500円 9,500円

「おうち割」でソフトバンクのスマホ料金が毎月最大1,000円割引

NURO光で紹介したソフトバンクの「おうち割」は、当然ながらソフトバンク光でも対応しています。

ソフトバンク光とソフトバンクのスマホ・携帯電話を併用されている場合、スマホ・携帯電話利用者ひとりにつき最大1,000円分、スマホ・携帯の月額料金が割り引かれます。

ただし、ソフトバンク光で「おうち割」を適用する際には、下記3つのオプション加入が必須となります。

  • 光BBユニットレンタル
  • Wi-Fiマルチパック
  • BBフォン(もしくはホワイト光電話、光電話(N)+BBフォンのいずれか)

上記オプションの料金は、セット価格で500円〜1,500円となります。

その他ソフトバンク光では、他社回線からの乗り換え時に工事費を無料にできる「乗り換え特典」や解約違約金や工事費を還元してくれる「解約違約金補償」もありますので、現在他の回線サービスを利用している方はそのあたりもチェックしておくと良いでしょう。

ソフトバンク光のおすすめポイント

  • ソフトバンクのスマホ・ケータイがお得に(毎月のスマホ・携帯電話の料金1台につき最大1,000円割引)
  • IPv6接続で高速通信が可能
  • 他社から乗り換えで工事費が実質無料
  • 他社からの解約違約金・工事費を還元

ソフトバンク光の評判は?契約前に知るべきメリット・デメリットまとめ

スマホキャリアに関係なく安い「enひかり」

さて、ここまでドコモユーザー、auユーザー、ソフトバンクユーザー向けにおすすめの光回線サービスを紹介しました。

続いては、ドコモ、au、ソフトバンクといったスマホキャリアに関係なく、コストの安さでおすすめの光回線サービス「enひかり」を紹介します。

enひかりは、ここまで紹介した光回線サービスのようなスマホ料金への割引特典はありませんが、基本の月額料金が他の光回線サービスと比較してかなり安くなっています。

かつ、enひかりは「光コラボレーション」サービスですので、日本全国での契約及びインターネット接続が可能です。

その代わり、初期工事費の割引や分割払いはありません。

初期費用は事務手数料+工事費で最大18,000円になりますので、初期コストは相応に発生することを意識しておくと良いでしょう。

enひかりの利用料金

タイプ 一戸建て マンション
契約期間 なし なし
月額料金 4,300円 3,300円
事務手数料 2,000円〜3,000円
工事費用 2,000〜15,000円
契約解除料 なし なし

上記enひかりの料金プランである、月額料金の「戸建て:4,300円 マンション:3,300円」は現時点において光回線サービス最安値と言えるでしょう。

「勝手に割り」でUQ mobileユーザーは毎月100円割引

enひかりは月額料金をかなり安くしているため特段大きなキャンペーンは行っていないのですが、ひとつ「勝手に割り」というユニークなキャンペーンを行っています。

こちらのキャンペーンは、enひかりとあわせて、格安スマホのUQ mobileを利用した場合、enひかりの月額料金を100円割引してくれるサービスです。

UQ mobileを利用されている方、もしくはこれからUQ mobileの契約を検討されている方は、チェックしておくと良いでしょう。

また、enひかりは他の光回線サービスにあるような「契約期間の縛り」がありません。

つまり、解約時にも手数料なく解約することができるということですね。

enひかりのおすすめポイント

  • 料金は光回線最安値
  • 契約期間の縛り・解約手数料なし
  • 転用なら工事不要
  • v6プラス対応

enひかりは最安値の光回線!契約前に知るべきメリット・デメリット

まとめ)光回線選びは、ポイントさえ押さえておけば簡単に最適な回線を選べる!

ここまでの内容を、ざっとまとめておきましょう。

光回線選びのポイント・注意点

  • その回線が、お住いの地域に対応しているかを確認
  • 戸建てとマンションで料金が異なることに注意
  • 工事が必要となる→期間および金額も確認を
  • IPv6に対応しているかを確認する
  • 悪質な代理店に注意
  • モバイルWi-Fiという選択肢も

おすすめの光回線

最後まで記事を読み終えた方は、いかがでしたでしょうか。

おそらく、記事を読み始める前と比べて、光回線を選ぶ際のポイントと、そしてどの光回線がおすすめになるかのイメージを多く持てるようになったのではないかと思います。

光回線は、現時点においてもっとも通信速度の速い、かつ安定した接続品質を持つインターネットサービスです。かつ、契約先を適切に選ぶことによって、料金の割引等でお得度は更に高めていくことができるでしょう。

皆様のこれからの快適なインターネットライフを実現していく際に、この記事が少しでもお役立てできることを、心より願っています!


3月のおすすめモバイルWi-FIサービス

サービス名/プロバイダ・キャンペーン・プラン 回線 契約年数 月額料金
1 BBN Wi-Fi トリプル
キャリア
2年 3,250円/月 公式サイト
2 ギガWi-Fi
(U2sプラン)
トリプル
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3年 3,250円/月 公式サイト
3 WiMAX
(GMOとくとくBB 月額値引き)
WiMAX2+ 3年 3,344円/月
(1〜2ヶ月目2,590円、
25ヶ月目〜4,263円)
公式サイト