「hy-fiハイパーマルチWiFiのポケットWiFiってどうなんだろう…」と気になっていませんか。
hy-fiハイパーマルチWiFiは「月内のインターネット通信量使い放題」「国内・海外どちらでも使える」「国内はソフトバンク、ドコモ、auの回線を利用できる」といった特徴を持つ、クラウド型のポケットWiFiです。
──このように特徴を挙げるとhy-fiハイパーマルチWiFiはかなりおすすめのポケットWiFiに聴こえるかもしれませんが、実はあまりおすすめできません。
その理由は、hy-fiハイパーマルチWiFiと比較して、同じような特徴を持ちつつもっとおすすめのポケットWiFiあるからです。また、hy-fiハイパーマルチWiFi運営会社のサポートについても、ネット上ではあまり良い評判をみかけません。
この記事では、そんなhy-fiハイパーマルチWiFiの特徴・評判から他社ポケットWiFiとの比較を行って、hy-fiハイパーマルチWiFiがあなたにとって比較検討すべきポケットWiFiか、お話できればと思います。
ぜひご覧ください!
目次
hy-fi(ハイファイ)ハイパーマルチWiFiの特徴・評判は?
はじめに、hy-fiハイパーマルチWiFiが他のポケットWiFiと比べてどのような特徴があるのかについて、hy-fiハイパーマルチWiFiを運営する企業、および端末の特徴、料金体制の観点から見ていきましょう。
hy-fiハイパーマルチWiFiの運営会社
hy-fiハイパーマルチWiFiのサービスを運営するのは「株式会社Twelve」。2012年設立の、インターネット接続事業やWebやDTPのクリエイティブ制作事業を手がける会社です。
インターネット接続事業においては、プロバイダ「Drive」というサービス名で光コラボや格安スマホ、WiMAXの提供等多くのサービスを展開しています。
また、株式会社Twelveは株式会社Wizの子会社であり、その親会社Wizの方でも「どこよりもWiFi」というクラウド型のポケットWiFiのサービスを展開しています。
ですが、こちらは「1年契約」という短期間契約は可能なものの月内のインターネット通信量は「300GBまで」の制限がありますので、それほどおすすめのポケットWiFiではありません(月額費用3,380円)。
hy-fiハイパーマルチWiFiを運営する株式会社Twelveと親会社Wizとで同様形態の事業を展開していることもあり、hy-fiハイパーマルチWiFiの問い合わせ窓口に連絡した際に、親会社Wizのほうに繋がるケースもあるようです。
問い合わせの際は、「hy-fiハイパーマルチWiFiの件についてである」ということを冒頭で伝えておくと、スムーズかもしれませんね。
クラウドSIMによるトリプルキャリア対応で、海外利用も可能
続いては、hy-fiハイパーマルチWiFiのサービスとしての特徴についても見ていきましょう。
特徴面でまず押さえておきたい点としては、hy-fiハイパーマルチWiFiが「クラウドSIM」対応のポケットWiFiであるという点です。
クラウドSIMとは、通常ポケットWi-Fiやスマホの内部に挿入されるSIMカードを用いず、クラウドサーバー(インターネット上のサーバー)上で管理する仕組みです。
従来は「一端末につき一つのSIMカード」とされていたところを、クラウド上の複数のSIM情報を参照でき、これによって従来のポケットWi-Fiと比べて「国内でのインターネットが繋がりやすい」「海外でもそのまま利用できる」といったメリットを発揮できるのです。
hy-fiハイパーマルチWiFiは、クラウドSIM搭載によって海外100カ国以上で利用が可能となっています。
また、国内回線においてはソフトバンク、ドコモ、auの主要3回線を利用でき、それぞれの回線を使いわけ、その時々で一番繋がりやすい回線でインターネット接続することができます。
更には、それらトリプルキャリア回線での「繋がりやすさ」を担保しつつも「月内のインターネット利用における制限なし」で、サービスを利用できます。
hy-fiハイパーマルチWiFiで利用できる端末
hy-fiハイパーマルチWiFiで実際に利用するWiFi機器はプラン毎に分かれています。
- スタンダードプランの端末:「G4」
- ライトプランの端末:「U2s」
参考:hy-fiハイパーマルチWiFi「スタンダードプラン」の端末 G4のスペック情報
製品名 | G4 |
---|---|
最大通信速度 |
下り速度 最大150Mbps 上り速度 最大50Mbps |
連続使用可能時間 | 12 時間 |
バッテリー容量 | 3,900mAh |
最大接続台数 | 5台 |
重量 | 188g |
サイズ | 136 x 72.2 x 12 mm |
参考:hy-fiハイパーマルチWiFi「ライトプラン」の端末 U2sのスペック情報
製品名 | U2s |
---|---|
最大通信速度 |
下り速度 最大150Mbps 上り速度 最大50Mbps |
連続使用可能時間 | 12 時間 |
バッテリー | 3,500mAh |
最大接続台数 | 5台 |
重量 | 149g |
サイズ | 127 x 6.6×14 mm |
スタンダードプラン、ライトプランの端末ともに、最大通信速度は下り150Mbps、上り50Mbps、連続使用可能時間(バッテリーの持ち時間)は12時間となっています。
hy-fiハイパーマルチWiFiの料金
続いては、hy-fiハイパーマルチWiFiの料金体制についても見ていきましょう。
前述のhy-fiハイパーマルチWiFi「ライトプラン」は最近登場したものですが、スタンダードプランと比べると価格面の安さが際立つのが確認できます。
hy-fiハイパーマルチWiFiの料金体制
料金プラン |
■スタンダードプラン 月額3,880円(初月日割り)/2年契約 ■ライトプラン 月額3,280円(初月0円、1ヶ月目980円)/2年契約 ※口座振替可能(月額料金3,980円) |
---|---|
端末代 | 0円(レンタル扱いのため解約時に要返却) |
事務手数料 | 3,000円 |
送料 | 無料 |
解約金 | 9,500円 |
端末弁済金 | スタンダードプラン:紛失時28,000円、液晶割れ18,000円 ライトプラン:15,000円 |
「hy-fiハイパーマルチWiFi」の料金体制について、特に押さえておきたいポイントは以下の3点です。
- ① 2つのプランが用意されている(スタンダードプラン、ライトプラン)
- ② 契約期間は2年間
- ③ 端末代0円 ただしレンタル品の為解約時に返却が必要
特に①の「2つのプランが用意されている」については、まずスタンダードプランとライトプランそれぞれの端末の違いを事前に把握しておくことをおすすめします。
スタンダードプランで利用できるG4端末は、ライトプランの端末と比較して以下の特徴・性能を有しています。
- 液晶画面付きのスマホ感覚で操作できるインターフェイス
- 翻訳アプリと地図アプリ、トリップアドバイザー(旅行コミュニティサイト)アプリが付いている
- モバイルバッテリー機能が搭載されている
ただし、スタンダードプランの端末G4はライトプランのU2sと比較して「月額料金が高い」「重量は若干重め」といったディスアドバンテージもありますので、それらを踏まえてプランを選ばれると良いでしょう。
hy-fiハイパーマルチWiFi(株式会社Twelve)の評判
さて、続いてはhy-fiハイパーマルチWiFi(株式会社Twelve)において実際に利用された方々の評判でどのようなものがあるか、見ていきたいと思います。
主にtwitterでのコメントを探してみたのですが、hy-fiハイパーマルチWiFi自体の評判というよりは運営会社の株式会社Twelveの評判が多く散見されましたので、そちらを紹介しましょう。
絶対嘘やん?
そもそも、困ってるから電話したのに、最初から対応できませんって、耳疑ったよ。解約するわ!って言ったら違約金払って言われてブチ切れです!
俺の都合で解約するならわかるけど、お前の会社のネットが使えんから解約するんじゃ!その癖に違約金て😭
怖いわこの会社↓#株式会社TWELVE— JOINTONE NAOKI (@KUJIRA_NAOKI) November 1, 2019
前に使ってた格安Simの抱き合わせで契約されてたらしい株式会社twelveってとこからいきなり7ヶ月分の請求の電話があった
今も契約継続中でクレカで引き落とされてるらしいが、カードの明細見ても見当たらない
そもそも7ヶ月の間に請求書も督促もなかったのだが…— お塩 (@Richard84782246) August 7, 2019
やっぱ株式会社twelveって会社詐欺なのかな?知り合いが実家で書類探したら契約期間中に払った全ての月の領収証出てきたって!!
しかも消費者センター連絡して、消費者センターの人もその会社に事情聞いたら請求してきた金額と消費者センターの人が聞いた金額全く違うって、おかしいよね?詐欺だよ!— ひーろみーん〜絶賛ねんトレ中〜 (@ABChiromin) May 16, 2019
株式会社Twelve(トゥエルブ)…ってとこ客を舐め腐っとんのか
てるみくらぶみたいな詐欺会社じゃないだろうな電話受付の対応酷すぎ
— K.H. (@Impulse_sgisawa) March 29, 2017
酷い会社だね株式会社Wizも株式会社Twelveも。勝手に値上げして悪びれた様子もない
— イセリナ気象予報士 (@mikisamaiserina) August 30, 2016
上記株式会社Twelveの評判では、どちらかというと残念ながら「サポートの対応が悪い」「契約等で認識の齟齬があった」等、ネガティブなコメントが多かったです。
創立して8年ほどの新興会社ということで、サービスの運用・サポート体制としてはまだ完全に確立されていないのかもしれません。
株式会社Twelveのサービスを利用される際は、こういった実情についても認識したうえで臨まれたほうが良いでしょうね。
hy-fiハイパーマルチWiFiのメリット
さて、続いては改めてhy-fiハイパーマルチWiFiの「メリット」についてまとめてみましょう。
hy-fiハイパーマルチWiFiのメリットで押さえておくべきは、以下の3点です。
- トリプルキャリアで通信制限なし
- 海外でもそのまま利用可能
- 最短即日発送に対応
それぞれ、順を追って見ていきましょう。
トリプルキャリアで通信制限なし
hy-fiハイパーマルチWiFiは、前述の通り国内回線においてソフトバンク、ドコモ、auの主要3回線を利用でき、それぞれの回線を使いわけ、その時々で一番繋がりやすい回線でインターネット接続することができます。
更には、それらトリプルキャリア回線での「繋がりやすさ」を担保しつつも「月内のインターネット利用における制限なし」で、サービスを利用できます。
以前までhy-fiハイパーマルチWiFiは「使い放題」ではなく月間150GB、300GBという制限がありました。ですが、現在(2019年12月)においてはサービスを一新し、前述の通り月内のインターネット通信量「無制限」で利用できるようになっています。
※ hy-fiハイパーマルチWiFiの特徴を紹介するインターネット記事において『月内のインターネット通信量の制限あり』という内容を紹介している記事が散見されますが、それらは古い情報になりますのでご注意ください。
海外でもそのまま利用可能
冒頭でお伝えした通り、hy-fiハイパーマルチWiFiは「クラウドSIM搭載」により海外でもそのままインターネット接続することが可能です。
ちなみに、hy-fiハイパーマルチWiFiの海外対応国は135ヶ国となっています(2019年12月現在)。
様々な国々への出張・旅行の機会があるという方も、クラウドWiFiでしたら安心ですね。
一点注意しておきたいのが、hy-fiハイパーマルチWiFiを海外で利用した場合、通常の月額料金の他に別途費用が発生することです(一律500MB/日 780円)。
1日のインターネット通信量は「500MBまで」とされていますが、仮に500MBを超えて利用した場合でも384Kbpsの速度制限内において引き続きインターネット通信が可能です。
参考:hy-fiハイパーマルチWiFiでインターネット接続可能な国・地域一覧
アジア | アラブ首長国連邦、イスラエル、インド、インドネシア、オマーン、カザフスタン、カタール、カンボジア、クウェート、サウジアラビ ア、シンガポール、スリランカ、タイ、タジキスタン、ネパール、バーレーン、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ブルネイ、 ベトナム、マカオ、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ヨルダン、ラオス、香港、台湾、大韓民国、中華人民共和国、日本 |
---|---|
オセアニア | オーストラリア、グアム、ニュージーランド、フィジー、北マリアナ諸島 |
北米 | アメリカ合衆国、アルバ、アンギラ、アンティグア・バーブーダ、イギリス領ヴァージン諸島、カナダ、キュラソー島、グアドループ、 グレナダ、ケイマン諸島、サン・マルタン、ジャマイカ、セントビンセント・グレナディーン、タークス・カイコス諸島、 トリニダード・トバゴ、ハイチ、プエルトリコ、マルティニーク、メキシコ |
南米 | アルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、ガイアナ、グアテマラ、コスタリカ、コロンビア、スリナム、チリ、ドミ ニカ共和国、ニカラグア、パナマ |
ヨーロッパ | アイスランド、アイルランド、アランド島、アルバニア、イギリス、イタリア、ウクライナ、エストニア、オーストリア、オランダ、ガー ンジー、キプロス、ギリシャ、クロアチア、サンマリノ、ジブラルタル、ジャージー、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、 スロベニア、セルビア、チェコ共和国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ボ スニアヘルツェゴビナ、ポルトガル、マケドニア共和国、マルタ、マン島、モナコ、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、リヒテン シュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、ロシア連邦、バチカン、フィンランド、ハンガリー |
アフリカ | アルジェリア、アンゴラ、エジプト、ガーナ、ケニア、ザンビア、タンザニア、チュニジア、ナイジェリア、マダ |
最短即日発送に対応
その他、hy-fiハイパーマルチWiFiのメリットとして挙げておきたいのが、「注文してから、最短即日発送に対応してくれる」点です。
なるべく早くポケットWiFiの利用を開始したいという際に、提供会社のほうで即日発送対応してもらえると、端末を実際に入手するタイミングが1〜2日早まります。
ただし、こちらは「端末の在庫があれば可能」ということで、hy-fiハイパーマルチWiFiの公式サイト上には明確な記載は確認できませんでした。
ですので、hy-fiハイパーマルチWiFiでの契約で早めの発送をご希望の場合は、電話やLINEで窓口担当に確認を取りつつ申し込みをされることをおすすめします。
一方、hy-fiハイパーマルチWiFiの申し込みについては、インターネット経由で進めた場合「返信メールを待たないといけない」という待ち時間が発生します。その点においても、申し込みは電話またはLINEで行われたほうが良いでしょう。
hy-fiハイパーマルチWiFiの申し込み時の注意点については、次章「hy-fiハイパーマルチWiFi─ウェブサイトで申し込みが完結しない」でも詳しくお伝えしています。併せてご覧ください。
hy-fiハイパーマルチWiFiのデメリット
さて、ここまでhy-fiハイパーマルチWiFiの特徴・メリット面について詳しく触れましたが、「デメリット」面ではどんな点が挙げられるかについて見ておきましょう。
hy-fiハイパーマルチWiFiのデメリット面で押さえておきたいのは、以下の3点です。
- 現状のサポート品質があまり良くない
- ウェブサイトで申し込みが完結しない
- 通信速度は速くはない
hy-fiハイパーマルチWiFiのサービスを利用すべきかどうかの確認も含めて、注意深く確認してみましょう。
現状のサポート品質があまり良くない
前述の「hy-fiハイパーマルチWiFi(株式会社Twelve)の評判」でも触れましたが、現時点において運営会社のサポートに対する評判はあまり高くありません。
こちらはサービスの拡大に伴って今後改善されていくことも期待できますが、現時点においてhy-fiハイパーマルチWiFiでのサポート・問い合わせについてはあまり高い品質は期待できないことを留めておくと良いでしょう。
ウェブサイトで申し込みが完結しない
hy-fiハイパーマルチWiFiでは、インターネット上の「申し込み」と「問い合わせ」が同一フォームとなっており、サービスの申し込みを行う場合はフォームにて連絡先を送信した後に、翌営業日24時間以内に来る返信メールを待つ必要があります。
他のポケットWiFiサービスにおいては返信メールを待つことなく申し込みを完結できるため、このように申し込みに1クッション手間がかかってしまうのはhy-fiハイパーマルチWiFiのやや大きなデメリットと言えるでしょう。
ただし、hy-fiハイパーマルチWiFiは電話やLINEでの申し込みも可能としていますので、急ぎの場合は電話で問い合わせることをおすすめします。
hy-fiハイパーマルチWiFiのサポートセンター
電話番号 | 0120-983-849 |
---|---|
対応時間 | 9:00〜21:00 ※年末年始を除く |
通信速度は速くはない
前述の通り、hy-fiハイパーマルチWiFiの通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsとなっています。
インターネット利用が「Webサイトの閲覧」や「音楽や低画質動画(Youtube等)のストリーム視聴」メインになるという場合は、上記通信速度で問題なくご利用できますが、高画質動画の視聴やテレビ会議といった用途でインターネット利用される際は、やや心もとない速度と言えるでしょう。
一方、hy-fiハイパーマルチWiFiをはじめとする「クラウドSIM搭載」ポケットWiFiはそのほとんどが同様の通信速度となっていますので、要は「(クラウドSIMの恩恵でもある)国内・海外での繋がりやすさ」を優先するか、「通信速度」を優先するかの話になるのですが、ここで通信速度(高速回線であること)を重要視される方はhy-fiハイパーマルチWiFiよりもWiMAXなどの高速回線のポケットWi-Fiがおすすめになるでしょう。
Mugen WiFiとの比較
さて、ここまでhy-fiハイパーマルチWiFiのメリット・デメリットをお伝えしましたが、続いてはhy-fiハイパーマルチWiFiとほぼ同様のサービス体制を持つポケットWiFiサービスの「Mugen WiFi」について、紹介しておこうと思います。
Mugen WiFiは、hy-fiハイパーマルチWiFiと同様にクラウドSIM搭載のレンタル型のポケットWiFiサービスで、かつこちらも端末G4とU2sそれぞれ利用できる2プランを用意しています。
その他、hy-fiハイパーマルチWiFiとMugen WiFiどちらも、「国内トリプルキャリア回線利用可」「海外でもそのままインターネット利用できる」「月内のインターネット通信量使い放題」といったメリットを有しており、両者のサービスは「ほぼ同様」といって差し支えないでしょう。
では、hy-fiハイパーマルチWiFi とMugen WiFi、どちらでの契約がおすすめになるでしょうか。
参考:hy-fiハイパーマルチWiFiとMugen WiFiの料金プラン比較
hy-fi | Mugen WiFi | |
---|---|---|
データ量 | 無制限 | 無制限 |
通信速度 | 下り最大150Mbps、上り最大50Mbps | 下り最大150Mbps、上り最大50Mbps |
端末 |
スタンダードプラン:G4 ライトプラン:U2s |
アドバンスプラン:G4 格安プラン:U2s |
契約期間 | 2年 | 2年(2年経過後は自動更新なし) |
初期費用 | 3,000円 | 3,000円 |
月額料金 |
□スタンダードプラン:月額3,880円 (初月日割り) □ライトプラン:月額3,280円 (初月0円、1ヶ月目980円) |
□アドバンスプラン:月額3,880円 □格安プラン:月額3,280円 |
2年間のトータルコスト(初月含めず) |
スタンダードプラン:96,120円 ライトプラン:76,140円 |
アドバンスプラン:96,120円 格安プラン:81,720円 |
解約金 | 9,500円 |
0ヶ月目:0円 1〜12ヶ月目9,000円 13〜24ヶ月目5,000円 25ヶ月目〜0円 |
端末補償 | 月額400円 | 月額500円 |
発送時期 | 最短即日発行 | 最短即日発送 |
キャンセル期間 | 8日間 | 30日間 |
上記hy-fiハイパーマルチWiFiとMugen WiFiを比較した際に、押さえておきたいポイントは以下の3点です。
- 通信速度・端末の機能的には全く同じ性能
- 利用料金ではhy-fiハイパーマルチWiFiが安い
- 解約金・キャンセル期間ではMugen WiFiの方が有利
通信速度・端末の機能的には全く同じ性能
まず、hy-fiハイパーマルチWiFiとMugen WiFi 両者において通信速度や端末の機能は全く同じです。
こちらは、両サービスが共に利用する端末が「G4」と「U2s」と全く同じであり、かつ端末ごとにプランを分けている点も同様でありますので、当然といえば当然でしょう。
利用料金ではhy-fiハイパーマルチWiFiが安い
一方、料金の安さにおいては若干でありますが「hy-fiハイパーマルチWiFi有利」となります。
まず、hy-fiハイパーマルチWiFiの「スタンダードプラン」とMugen WiFiの「アドバンスプラン」を比較して見た際に、月額料金自体は同額ですが、初月分の月額料金についてhy-fiハイパーマルチWiFiは「は日割り計算対応」としていますので、申し込む時期・タイミングによってはhy-fiハイパーマルチWiFiのほうが安くなります。
また、hy-fiハイパーマルチWiFiのライトプランとMugen WiFiの格安プランで比較した際も、hy-fiハイパーマルチWiFiのほうで初月・1ヶ月目を割引価格で提供していますので、2年間のトータルコストで見た際にはhy-fiハイパーマルチWiFiの方が5,000円ほど安くなります。
解約金・キャンセル期間ではMugen WiFiの方が有利
一方、解約金・キャンセル期間等の「解約のしやすさ」でいうとMugen WiFiに軍配があがります。
Mugen WiFiはhy-fiハイパーマルチWiFi同様に2年契約としていますが、初回の契約を契約した2年後は自動更新がないため、解約金が一切かかりません。
また、2年以内の全期間においてもMugen WiFiの方が解約金は安めとなっています。
さらには、契約時においてMugen WiFiは「30日おためし全額返金保証」を用意しており、契約直後のキャンセル対応についてもMugen WiFiのほうが自由度は高いです。
全体的な評価としては「Mugen WiFi」がおすすめ!
さて、ここまでのhy-fiハイパーマルチWiFiとMugen WiFi比較において、どちらがよりおすすめになるかについてまとめてみましょう。
まず、端末の機能・スペックは全く同じですので、あとは料金および解約リスクが決め手となりますが、もうひとつ忘れずにいたいのが「会社の評判」です。
hy-fiハイパーマルチWiFiとMugen WiFiのおすすめ度比較
比較結果 | |
---|---|
端末の機能・スペック | 引き分け|どちらも同じ端末を利用している為 |
料金 | ◎hy-fiハイパーマルチWiFi 〇Mugen WiFi |
解約リスク | △hy-fiハイパーマルチWiFi ◎Mugen WiFi |
会社の評判 | △hy-fiハイパーマルチWiFi 〇Mugen WiFi |
上記比較を総合的に見て、両者サービスでよりおすすめできるのは「Mugen WiFi」になるでしょう。
hy-fiハイパーマルチWiFiの料金の安さは魅力的ですが、解約時に発生する金額を考慮するとMugen WiFiとでトータルコストはほぼ変わらなくなります。
また、解約リスクの低さは「安心して利用できる」といった心理的なメリットにも繋がります。
そして、運営会社としての評判(サービス体制の品質)について、ネガティブな評判が目立つhy-fiハイパーマルチWiFiは、やはりおすすめはしにくくなります。
サービス内容だけでなく、運営会社としての評判についても問題のない水準であるMugen WiFiを優先して検討すべきでしょう。
まとめ)利用料金の安さが魅力のhy-fiハイパーマルチWiFiだが、評判は今一つ…。現状はMugen WiFiのほうがおすすめ
ここまでの内容を、ざっとまとめてみましょう。
hy-fiハイパーマルチWiFiの特徴
- クラウドSIM採用のポケットWiFiで、国内はソフトバンク・ドコモ・auの回線を利用できる
- 2つのプランが用意されている(スタンダードプラン、ライトプラン)
- 契約期間は2年間
- 端末代0円 ただしレンタル品の為解約時に返却が必要
hy-fiハイパーマルチWiFiのメリット
- トリプルキャリアで通信制限なし
- 海外でもそのまま利用可能
- 最短即日発送に対応
hy-fiハイパーマルチWiFiのデメリット
- 現状のサポート品質があまり良くない
- ウェブサイトで申し込みが完結しない
- 通信速度は速くはない
現在盛況をふるうクラウドSIM搭載のポケットWiFiサービスのひとつ、hy-fiハイパーマルチWiFiですが、やはり気になるのは会社の評判(デメリットで挙げた「現状のサポート品質があまり良くない」)です。
現時点においては、同様の機能を有するポケットWiFiサービス選びの場合はhy-fiハイパーマルチWiFiよりもMugen WiFiを優先して検討されたほうが良いでしょう。
ですが、ご存知の通り現在人気のポケットWiFiサービスはこの2サービスだけではなりません。
また、hy-fiハイパーマルチWiFiも今後サービス体制の改善も行われる可能性もありますし、他のポケットWiFiサービスともしっかり検討していきながら、あなたにとって一番おすすめのポケットWiFiサービスを探求していかれると良いでしょうね。
皆様のこれからの快適なインターネットライフを実現していく際に、この記事が少しでもお役立てできることを、心より願っています!
11月のおすすめモバイルWi-FIサービス
サービス名/プロバイダ・キャンペーン・プラン | 回線 | 契約年数 | 月額料金 | ||
---|---|---|---|---|---|
BBN Wi-Fi | トリプル キャリア |
2年 | 3,250円/月 | 公式サイト | |
ギガWi-Fi (U2sプラン) |
トリプル キャリア |
3年 | 3,250円/月 | 公式サイト | |
WiMAX (GMOとくとくBB 月額値引き) |
WiMAX2+ | 3年 | 3,344円/月 (1〜2ヶ月目2,590円、 25ヶ月目〜4,263円) |
公式サイト |