「WiMAXの接続で、よくハイスピードエリアって聞くけど何だろう…」であったり、「WiMAXをより繋がりやすくなるように、またはより速度を高められるようにハイスピードプラスエリアモードを利用したい」と考えていませんか?
ハイスピードプラスエリアモードとは、簡単に言うとWiMAXでのインターネットが【より繋がりやすくなる】通信モードです。
WiMAXは通常、専用の通信として「WiMAX2+回線」を利用しますが、さらにauの LTE通信を併用して利用する通信モードを、ハイスピードプラスエリアモードと呼びます。
ちなみに、ハイスピードプラスエリアモードは、3年契約なら無料で利用することができますので、3年契約が主流となっているWiMAXでは、ほとんどのプロバイダ・プランで無料利用が可能です。
しかし、利用する前に知っておくべき注意点もあります。
そこで今回は、WiMAXでのハイスピードプラスエリアモード利用における基本情報、および、メリット、注意点について詳しくお話していきたいと思います。
是非ご覧ください!
目次
ハイスピードプラスエリアモードとハイスピードモード
はじめに、そもそもハイスピードプラスエリアモードとは何かについて見ていきましょう。
現在展開されているWiMAX(Speed Wi-Fi NEXT W04以降)では、インターネット接続の際の通信にて、ハイスピードモード、およびハイスピードプラスエリアモードの2つから選択して利用することができます。
WiMAXの通信モード設定画面
※上記図はWiMAX端末上に画面画像をはめ込んで表示しています。
ハイスピードモードとは
ハイスピードモードとは、WiMAXが主に使う通信モードで、WiMAX2+という通信を利用しています。
WiMAX2+の特徴は、これまでのモバイルWi-Fiルーターの回線とは一線を画す通信速度の速さです。
「下り速度最大558Mbps(※最新機種W06の場合)」の速度と、全国への通信エリア拡大によって国内殆どの地域で利用できるようになり、今や「モバイルWi-Fiルーターと言えばWiMAX」と言われるほど、認知度を高めるきっかけとなりました。
一方で、WiMAX2+回線は以前より「地方、山間部ではつながりにくい」「地下鉄、地下街ではつながりにくいことがある」という指摘もありました。
そして、その弱点をカバーするように産まれたのが、ハイスピードプラスエリアモードです。
ハイスピードプラスエリアモードとは
ハイスピードプラスエリアモードとは、従来の「WiMAX2+」という通信方式だけでなく、さらに「au 4G LTE」の通信方式も併用できるようにしたものです。
「au 4G LTE」は、auスマートフォン・携帯電話で利用される通信方式。ちなみに、au公式サイトでは、この通信方式での人口カバー率は「99%」と提示しています。──かなり力強いカバー率ですよね。
「au 4G LTE」は、国内の地方・山岳部でもかなり広い範囲をカバーできること、さらには地下鉄や地下街といった密閉した空間においても接続されやすい通信方式のため、WiMAX2+回線との併用で活用シーンを非常に広げていくことができるのです。
これらWiMAX回線と併せてau 4G LTE回線を利用したインターネット接続が、「ハイスピードプラスエリアモード」です。
通信エリアの違い・差
さて、このハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードとで、どれだけ通信エリア(通信が可能なエリア)が違うかについて、その差を可視化してみましょう。
前述の通り、ハイスピードモードはWiMAX2+通信、ハイスピードプラスエリアモードは更にau 4G LTE通信を利用しますが、それぞれの通信エリア範囲は各公式サイトから確認ができます。
ここでは、その差が確認しやすいよう、九州地方の地域での通信エリアを比較していきたいと思います。
ハイスピードモード(WiMAX2+通信)の通信エリア
ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)の通信エリア
上記の2つの通信エリアを比較して見ると、下の「ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)」の通信エリアのほうが塗りつぶされた箇所(インターネット接続が可能な箇所)がより広域に広がっているのが確認できるかと思います。
福岡県や熊本県市街地等の都市部ではそこまで大きな差は出ないでしょうが、地方に行くにつれて、その差は大きくなるということですね。
ハイスピードプラスエリアモードのメリット
さて、続いてはこの「ハイスピードプラスエリアモード」のメリットについて説明していきたいと思います。
ハイスピードプラスエリアモードの活用メリットとして主に挙げられるのは、以下の3点です。
- 通信エリアが格段に広がる
- 屋内・地下でも繋がる
- 接続速度が高くなる
それぞれ、順を追って見ていきましょう。
通信エリアが格段に広がる
前述の通り、ハイスピードプラスエリアモードではWiMAX2+通信だけでなくau 4G LTE通信も利用できるようになるので、通信エリアは格段に広がります。
au 4G LTE通信の人口カバー率は国内99%(公式サイトにて表記)。
お住いの地域で、「ハイスピードプラスエリアモードでインターネットが繋がらない」というケースはまずないでしょう。
屋内・地下でも繋がる
au 4G LTE通信は、「地下鉄、地下街、地下鉄の電車内でも繋がりやすい」と聞いたことはあるのではないでしょうか。
その理由は、au 4G LTE通信は「プラチナバンド」という周波数帯域を利用しており、こちらの帯域は電波が広域まで辿りやすく、かつ途中に建物や壁などの障害物があっても通り抜けるまたはすり抜けることができる為、都市部の地下鉄、地下街といった密閉箇所でも電波が届きやすくなるのです。
つまり、都市部においても、au 4G LTEのアドバンテージは発揮できる、ということですね。
接続速度が速くなる
最新のWiMAXでは「3CA技術」(CA=キャリアグリゲーション)が搭載されており、従来のWiMAX2+通信方式とこのau 4G LTE通信方式を組み併せて、非常に高速なインターネット接続が実現できるようになりました。
キャリアアグリゲーションとは
キャリアアグリゲーションとは、上記図のように、複数のインターネット回線を束ねて活用できるようにする通信の仕組みです。
WiMAX2+通信のみの場合、下りの通信速度は最大558Mbps(※機種「W06」の場合)ですが、ハイスピードプラスエリアモードではこのキャリアアグリゲーションの仕組みが発揮され、au 4G LTEの通信速度が加えられて最大で1,237Mbps(※機種「W06」でUSB接続の場合)の速度を出すことができるのです。
ただし、この1,237Mbpsは「理論値」と言って、実際の速度はこれより少なくなりますので、あくまで「最大ではこれだけの速度が出る」という位置づけで認識しておくと良いでしょう。
ハイスピードプラスエリアモードの利用が向いている人はこんな人!
ここで一度、実際にハイスピードプラスエリアモードの利用が向いている人がどんな人か、まとめてみましょう。
- 地方や山間部、離島等、通常のWiMAX2+回線では繋がりにくい地域でインターネット利用される方
- 走行中の地下鉄内や地下のWiMAX2+回線では繋がりにくいエリアでインターネット利用される方
- 高速で安定したインターネット通信を行いたいという方
上記3点(特に3点目)を観ると、少なくない方が「ハイスピードプラスエリアの利用が向いている人」で当てはまりそうですね。
ですが、冒頭でお話しました通り、ハイスピードプラスエリアモードの利用にはいくつか注意点があります。続いては、その「ハイスピードプラスエリアモードの注意点」について見ていきましょう。
ハイスピードプラスエリアモードの注意点
ここまでの内容で、ハイスピードプラスエリアモードの概要とメリット、およびハイスピードプラスエリアモードの利用が向いている人についてお伝えしてきました。
続いては、ハイスピードプラスエリアモードのデメリット、注意点についても見ていきましょう。
ハイスピードプラスエリアモードのご利用の際に事前に確認しておきたいデメリット・注意点は以下の3点です。
- WiMAXを2年契約にした場合は、1回でもハイスピードプラスエリアモードに繋ぐと料金が発生する
- ハイスピードプラスエリアモードは、月内7GBまでの通信量規制がある
- 通信量規制を超えて利用した場合、通常のWiMAX2+通信(ギガ放題)も道連れで速度制限(128kbps)に
各項目について、順を追って見ていきましょう。
WiMAXを2年契約にした場合は、1回でもハイスピードプラスエリアモードに繋ぐと料金が発生する
現在ほとんどのWiMAXプロバイダでは、WiMAX利用の契約期間を3年契約としていますが、ごくまれに「2年契約」が可能なプロバイダもあります。
その際に注意したい点として、ハイスピードプラスエリアモードは、WiMAX契約時の契約プランによって、有料・無料が変わるということです。
WiMAX契約時の、ハイスピードプラスエリアモード有料と無料の違い
ケース | ハイスピードプラスエリアモードの有料/無料 |
---|---|
WiMAXを「3年契約」で申し込んだ場合 | 無料 |
WiMAXを「2年契約」で申し込んだ場合 | 有料 |
auスマートバリューmineに加入している場合 | (上記2年契約・3年契約に関わらず)無料 |
auスマートバリューmineとは、auのスマートフォン/携帯電話とWiMAXを併用した際に加入できるサービスです。このサービスに加入している場合、ハイスピードプラスエリアモードを無料で利用することができます。
それ以外は、基本的にWiMAXを3年契約で申し込んだ場合は「無料」で利用でき、2年契約で申し込んだ場合は「有料」になる、ということですね。
また、ハイスピードプラスエリアモードの利用は基本「申し込み不要」です。端末の設定の切り替えですぐにハイスピードプラスエリアモードを利用することができます。
そして、有料の場合の料金は月額1,005円。
注意しておきたいのは、月内で1回でも利用した場合は、この月額1,005円が発生するということです。
WiMAX準最新機種「WX05」がリリースされた2018年12月以降、WiMAXの契約は3年契約が主流になったことにより、ハイスピードプラスエリアモードは無料利用が基本ですが、上記の料金発生ルールはしっかり押さえておくことをおすすめします。
ハイスピードプラスエリアモードは、月内7GBまでの通信量制限がある
ハイスピードプラスエリアモードでは、「月間7GBまで」の通信量制限があります。
つまり、月内にハイスピードプラスエリアモードで7GB以上インターネット接続をしてしまうと、速度制限が起きてしまうのです。
そして、速度制限時の通信速度(下り)はわずか128kbps。
「ハイスピードプラスエリアモードが便利だからと言って使い続けていたら、月半ばで7GBを超えて速度制限が発生し、殆どインターネット接続ができなかった…」となる危険性があるということですね。
WiMAXのハイスピードプラスエリアモード利用時の速度制限ルール
速度制限ルール | 制限される通信速度 |
---|---|
通常のWiMAX回線で 3日間10GB以上通信した場合 |
翌日18:00〜2:00の間、 通信速度が1Mbpsに制限 |
ハイスピードプラスエリアモードで 月内7GB以上通信した場合 |
月内残りの期間、 通信速度が128kbpsに制限 |
WiMAXを利用しようとしている多くの方は、「ギガ放題」の通信使い放題をメリットに感じてのことでしょう。その際に、ハイスピードプラスエリアモードでは月内7GBまでという「使い放題」のメリットにブレーキをかける制限があることは覚えておくべきでしょう。
通信量規制を超えて利用した場合、通常のWiMAX2+通信(ギガ放題)も道連れで速度制限(128kbps)に
上記のハイスピードプラスエリアモードでの速度制限ルールに加えて、もう一つ付け加えておくことがあります。
それは、ハイスピードプラスエリアモードで128kbpsの速度制限が発生した場合、通常のWiMAX回線(ハイスピードモード)に戻しても、128kbpsの速度制限は解除されないのです。
つまり、ハイスピードプラスエリアモードで月内7GBの利用を超えてしまった場合は、どうあっても128kbpsの速度制限から逃れられないということですね。
この点は特に重要ですので、WiMAXでハイスピードプラスエリアモードをご利用予定の方は是非ともご認識しておいてください。
最新機種のWiMAXなら、「知らないうちに7GB以上使用してしまった…」を防止してくれる機能も!
ここまでの内容で、「ハイスピードプラスエリアモードは、使っていると知らないうちに速度制限になってしまうのでちょっと利用するのが不安」と思われた方もいらっしゃることでしょう。
ですが、そんな利用される方々の不安を解消するための新機能として、WiMAX最新機種および準最新機種の「W06」および「WX05」には、「通信モード自動切替機能」が搭載されています。
この「通信モード自動切替機能」とは、ハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモード両方を利用されている際に、事前に設定しておいたデータ通信量になった際に月間のデータ容量制限のないモードに自動で切り替わる機能です。
例えば、「ハイスピードプラスエリアモードでの月間利用が6.5GBになったら残りの期間はハイスピードモードにしておく」という設定ができるということですね。
ハイスピードプラスエリアモードは、通信速度の速さと併せて接続エリアの広さがウリのモードですが、月間のデータ利用量が7GBまでという制限があり、制限を超えて利用した場合通信速度128Kbpsの速度制限が発生するということは前にお伝えした通りです。
その際に、この「通信モード自動切替機能」を設定しておけば、「気づいたらハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えて利用して、速度制限が発生してしまった…」というトラブルを防げるのです。
WiMAXは3年契約が主流!ハイスピードプラスエリアモードは無料
さて、前に何度か述べましたが現在WiMAXの契約期間は3年契約が主流となっています。
つまり、今からWiMAXの契約をされる方は、「ハイスピードプラスエリアモードを無料で利用できる」ということですね。
また、ハイスピードプラスエリアモードを契約後に利用される予定の方は、前章でも紹介した「通信モード自動切替機能」の付いている最新機種「W06」または「WX05」以降のWiMAX製品で契約されることをおすすめします。
ハイスピードプラスエリアモード利用を視野に入れての、WiMAX契約する際のポイント
- 3年契約(ハイスピードプラスエリアモードが無料での契約)のプランで契約すること
- 「通信モード自動切替機能」の付いている、W06やWX05またはそれ以降の最新機種を選ぶこと
- かつ、料金が手ごろで実績のあるプロバイダで契約すること
上記「ハイスピードプラスエリアモード利用を視野に入れての、WiMAX契約する際のポイント」において、1点目と2点目についてはスムーズに行動できそうですが、3点目の「料金が手ごろで実績のあるプロバイダ」をどう探せばよいか迷われる方もいらっしゃることでしょう。
現在、料金が最もリーズナブルで、かつ実績・信頼面も安心なプロバイダとしておすすめできるのが「GMOとくとくBB」です。
料金が安く、実績も豊富なおすすめプロバイダ・プランは「GMOとくとくBB」の「月額割日キャンペーン」
WiMAXでポケットWi-Fiの契約をする際に、一番おすすめのプロバイダは「GMOとくとくBB」です。
GMOとくとくBBの特徴
- トータルコストが業界最安値!
- 契約後、端末は即日発送ですぐに手元に届く!
- 最新端末での契約が可能!
GMOとくとくBBの一番の特徴は、とにかくトータルコストが業界安値であることです。
かつ、今回のテーマである「ハイスピードプラスエリアモードを活用する」という点についても、GMOとくとくBBでは常に最新端末のWiMAX機器を取り揃えており、更にはそれら機器すべて「端末代無料」で提供していますので安心です。
また、GMOとくとくBBでは初回入会時にいくつかのキャンペーンが用意されていますが、なかでもお勧めのキャンペーンは「月額割引キャンペーン」です。
GMOとくとくBBの月額割引キャンペーン
月額割引キャンペーンは、その名の通り「WiMAXの月額料金が割引される」キャンペーンです。
インターネットの通信量をほぼ無制限で利用できる「ギガ放題プラン」においても、月額割引キャンペーンの場合は、契約から0〜2ヶ月目は月額2,170円(契約月は2,170円の日割り計算)、その後も契約期間満了の36ヶ月目までは月額3,480円で利用することができます。
数あるWiMAXプロバイダの中でも、純粋に月額料金がここまで安くなっているプロバイダはまずありません。かつ、GMOとくとくBBの利用者は非常に多く、信頼・実績面でも安心でしょう。
GMOとくとくBBのプロバイダについては、以下記事でも詳しく紹介しています。WiMAXプロバイダをお探し中の方は、是非併せてご覧ください。
ネクストモバイルなら4G LTEがほぼ無制限で使える
ここまでの内容で、「WiMAXではハイスピードプラスエリアモードにすることによって通信領域を広げられる、ということは分かったけど、最初から通信領域が広いポケットwi-fiはないの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな方におすすめなのが、「ネクストモバイル」のポケットwi-fiです。
「ネクストモバイル」とは、株式会社グッド・ラックが提供するポケットWi-Fiです。
「ネクストモバイル」は、標準の通信方式にソフトバンクの回線を登用しており、最大で月に50GBまで「Softbank 4G LTE」が使えます。
ネクストモバイルの特徴
- ゆとりある、たっぷりの月間の通信量(20GB、30GB、50GBから選択可能)
- 月額料金2,760円〜と、ポケットWi-Fiでは最安級
- とにかく電波の入りが良い!地下鉄・新幹線の走行中でも通信可能
- 工事不要で手軽に始められる!かつ最短翌日に開通
ネクストモバイルの料金プラン
ネクストモバイルは、WiMAXの「ギガ放題」であるような月間の通信量使い放題ではありませんが、それでも上記料金表にあるように月間20GB、30GB、50GBいずれかのプランを選べばその分の通信を行うことができます。
かつ、通常の通信方式がソフトバンクの「4G LTE」ですので、WiMAXのハイスピードプラスエリアモードと同等の繋がりやすさ、──つまり「地方や山間部、離島での通信」「走行中の地下鉄や建物の奥まったエリア」でも安定して高速通信ができるのです。
WiMAXのハイスピードプラスエリアモードの「7GBまで」の制限が心もとないという方や、ギガ放題利用時に「3日間で10GBを超えてしまうと速度制限が発生する」ことに不安を感じる方には、ネクストモバイルはおすすめでしょう。
こんな方は注意!ネクストモバイルのデメリット
一方で、ネクストモバイルには以下の注意点(デメリット)があります。
- データ容量を使い切ると、128Kbpsの速度制限がかかり、ほぼ使えない状態になる
- 最大通信速度(下り)は、150Mbps。「オンラインゲーム用」「テレビ会議用」としては厳しい
- 途中から契約プランの変更ができない
ネクストモバイルは月間の通信量を多めに設定した契約プランにしていますが、それ以上の通信をされた場合、月内の残り期間は速度128Kbpsの速度制限がかかり、ほぼ使えない状態になるので注意が必要です。
また、一度契約したら途中から契約プランの変更はできません。
更には、最大通信速度(下り)は、WiMAXよりはるかに遅い150Mbps。高速で快適なインターネット通信を求めている方にはやや心もとない速度かもしれませんね。
高画質動画やハイスペックなオンラインゲーム等での、月間で大容量のデータ通信やスピーディなインターネット接続を予定されている方は、ネクストモバイルよりもWiMAXのほうが向いているでしょう。
ネクストモバイルの特徴、メリット・デメリットについては、以下記事にて詳しく紹介しています。宜しければ、併せてご覧ください。
まとめ) WiMAXのハイスピードプラスエリアモードは、無料で賢く使おう!
ここまでお読みになれて、いかがでしたでしょうか。
WiMAXのハイスピードプラスエリアモードのメリット・デメリットについて、一度おさらいしておきましょう。
ハイスピードプラスエリアモードのメリット
- 通信エリアが格段に広がる
- 屋内・地下でも繋がる
- 接続速度が高くなる
ハイスピードプラスエリアモードのデメリット
- WiMAXを2年契約にした場合は、1回でもハイスピードプラスエリアモードに繋ぐと料金が発生する
- ハイスピードプラスエリアモードは、月内7GBまでの通信量規制がある
- 通信量規制を超えて利用した場合、通常のWiMAX2+通信(ギガ放題)も道連れで速度制限(128kbps)に
ハイスピードプラスエリアモードは、いくつかデメリットはあるものの、うまく使いこなせば確実に私たちのインターネット活用シーンの範囲を広げてくれます。
要は、デメリット、注意点を事前に把握したうえで、有効なシーンで活用することが大切だということですね。
また、現在ほとんどのWiMAXプロバイダにおいては、ハイスピードプラスエリアモードを無料で利用する契約プランで提供されています。逆に言えば、ハイスピードプラスエリアモードを利用しないともったいない、ということも言えそうです。
例えば、以下のシーンにおいてはより通信が広範囲で、かつ高速で安定するハイスピードプラスエリアモードにして、それ以外は通常のハイスピードモードに切り替える、という使い方もできるでしょう。
- 地方出張時や旅行時
- 高画質動画やテレビ会議、リッチなオンラインゲーム利用時
- 地下鉄や新幹線での走行中の電車でのインターネット利用時
皆さんの快適なインターネットライフを実現していく際に、このサイトが少しでもお役立てできることを、心より願っています!
11月のおすすめモバイルWi-FIサービス
サービス名/プロバイダ・キャンペーン・プラン | 回線 | 契約年数 | 月額料金 | ||
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BBN Wi-Fi | トリプル キャリア |
2年 | 3,250円/月 | 公式サイト | |
ギガWi-Fi (U2sプラン) |
トリプル キャリア |
3年 | 3,250円/月 | 公式サイト | |
WiMAX (GMOとくとくBB 月額値引き) |
WiMAX2+ | 3年 | 3,344円/月 (1〜2ヶ月目2,590円、 25ヶ月目〜4,263円) |
公式サイト |